アクティブリーダープロジェクトって何?


 正式な名称は「地域復興 ~船高アクティブリーダー育成プロジェクト~」で,平成29年度に、福島県教育委員会の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に応募し,採択された取り組みで,以降継続して取り組み,今では船引高校の特色ある取り組みの1つとなっています。
 このプロジェクトは,生徒たちが,東日本大震災・原発事故で避難を余儀なくされた都路地区の方々と交流し,「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめて」,それを他県の高校生に伝え交流する。さらに自分たちの考えを深め,地域のリーダーとしての資質・能力を育てることをねらいとして始まりました。
 その後この活動を通して,地域をよく知り,地域に必要なことを考え,自ら積極的に行動する,そういう「地域のリーダー」が育ってくれることを願い活動を継続してきました。令和7年度は全校生徒の4割に相当する81名の生徒がこのプロジェクトの一員として活動を始めています。”地域に貢献するリーダー”が1人でも多く船引高校から輩出されるよう,プロジェクトを一層充実させていきます。

日誌

ふれあい防災2024

2024年10月10日 11時35分

10月6日(日)に田村市総合運動公園で行われた「ふれあい防災2024」にアクティブリーダーの生徒10名が参加しました。

 

船引高校では、防災・減災の学びを地域に伝えるために「アクティブ防災パネル」を展示しました。当日はブースに来てくださる方も多く、生徒たちでコミュニケーションをとりながら、自分たちの防災・減災の学びを伝えることができました。

 

※アクティブリーダーの防災班がパネルを作成しました。

 

会場内では、様々な防災体験ブースがあり、災害時の行動やその備えについて学びを深めることができました。(地震の体験車もあり、震度7に乗った生徒は、大地震への備えの必要性を実感していました。)

(119番通報) 

(救命救急体験)

 (災害救助犬とのふれあい)

(放水体験)

 

また、田村市の生活安全課の方と「防災食の提供」や「避難所設営の準備」も行わせていただきました。

 

・地域の方へ声がけ、防災食の提供

・避難所のテント、段ボールベッドの作成

など、いざという時にも、自分たちができることをもっと増やしていきたいと思いました。

 

 (火まもり君と)

 

<生徒たちの声>

 ・船高ブースに来た方が、防災意識を高めるためにDIG訓練のようなものが必要だと話していて、関心をもってもらえて嬉しかった。

 

・多くの人にけんちん汁やご飯を出すことができた。美味しくない訳じゃなく、栄養も取れるし、味も濃いめなものが多くて、災害時のご飯は困らなそうだと感じた。