本校では生徒が夢と希望をもって何事にもチャレンジし、自分の人生を切り開くとの目的から夢を育む講演会を田村市のご支援のもと実施しています。今年度は6月9日(金)に本校第一体育館にて、講師に車いすバスケットボールプレーヤーの橘貴啓様をお招きし、「夢の階段~車いすの僕が登る理由~」と題して講演いただきました。
講演会では、橘様が目標達成のために夢の階段をどのように登っているのかや日々何を大切に練習に励んでいるのかを知ることができました。また、車いすバスケットボールのルールについて動画を用意していただいたことで、生徒もより理解を深めることができました。講演の中で「今の状況を変えたいという気持ちが原動力になる」「本気で応援してくれる人の気持ちに応えたい」「登るのは難しい、だからこそ楽しい」「出来なかったら登り方を変える」を伝えていただき、これからの就職試験や進学試験、部活動の大会を控えている生徒にとって目標達成のための素晴らしいヒントになりました。
実技では、実際に橘様のプレーを目の前で見ることができ、生徒が実際に体験することで車いすバスケットボールに対する興味関心が高まり、その難しさを体感することができました。質疑応答では、生徒の質問に一つ一つ丁寧に答えていただきました。



これからの人生で多くの決断をしていく生徒にとって、今回の講演会を聞き、今いる場所と目標をつなぐための階段はいくつもルートがあり、その高さも経験しながら変えていくことができることを学ぶ大変貴重で有意義な時間となりました。橘様から頂いた言葉を胸に、一人一人がそれぞれの進路実現に向けて一歩踏み出してほしいと思います。

<生徒の感想の一部>
1年 女子
状況をみて、自分の目標を立てて一つ一つ解決していくことが大切だということがわかりました。また、夢を追いかけていることを応援してくれる人があってこそ、夢を実現できることを知りました。自分の夢を心から応援してくれる友達や家族が居ることを当たり前だと思わず、大切にしていきたいと思いました。これから先、何が起こるのかはわかりませんが、その時その時で目標を立てては達成することを繰り返して夢を実現していきたいと思いました。
2年 女子
夢を叶えるために、小さな目標を1つずつ達成させて行くことが、モチベーションにもなり、楽しみにもなることがわかりました。夢を持ったら、叶えるために沢山の道を考えすぐに諦めないようにしたいと思います。車いすバスケットボールを初めて見て、本物の選手はスピードがすごく速く、1回の漕ぎでどこまでも進んでいくので驚きました。迫力があってかっこよかったです。車いすになってから始めたこともあると聞き、可能性は無限大で、何かに挑戦をすることが生きる上で新しい学びとなると感じました。車いすバスケットボールを見て面白かったので家に帰ったら試合を見ようと思います。
3年 男子
普段、車いすバスケットボールの試合は見ないので今回の講演会で実際に目の前で見て車いすバスケットボールの迫力やスピードを感じ取ることが出来てよかったです。また、事故で車いすになっても自分で何かを変えようとして努力した橘さんの人生に凄さを感じました。自分も何かを変えようと努力し続けたいと思います。橘さんの夢を聞いて、橘さんには是非優勝して欲しいと思いました。応援しています。
11月11日(金)、田村市文化センターをお借りして芸術鑑賞教室を開催しました。今年は静岡県浜松市から航空自衛隊中部航空音楽隊の皆様をお招きし、ポップスやクラシックなどの曲を演奏していただきました。


生徒たちは普段接することができないトップレベルの吹奏楽の演奏に聴き入っていました。またアンコールではサプライズで本校校歌も演奏していただき、驚きとともに、これまで聴いてきた校歌と一味違う演奏にとても感動したという声が聞かれました。


今回の芸術鑑賞教室をきっかけとして、音楽に対してより興味・関心を持ってくれることを期待しています。
今日の出来事
13日の鵬翼祭一般公開では、たくさんの地域の皆様にご来場いただきありがとうございました。総来場者数は616名になりました。
また、公開文化祭開催に向けて、地域の皆様、保護者の皆様にたくさんのご協力をいただきましたことを、改めて感謝申し上げます。
生徒たちが皆で作り上げたクラス展示や、圧巻のステージ発表の様子の一部をお届けします。






今日の出来事
3年に一度の一大イベント、鵬翼祭がついに始まりました。
本日は校内発表を行い、各クラスと有志のステージ発表を楽しみました。
明日11月13日(日)は、地域の皆さまもお迎えして、一般公開を行います。
毎日遅くまで残り、アイディアを出し合い、役割を分担して準備に励む生徒の様子が見られました。その成果をぜひご覧ください。
歓迎門と、生徒・職員全員で制作したビックアートが、入口で皆さまをお迎えします。
皆さまのご来校をお待ちしています‼
※検温、マスクの着用、手指消毒等、感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。
※駐車場に限りがございますので、公共交通機関のご利用についても、ご協力をお願いいたします。
※スリッパ等のご持参をお願いいたします。




今年度の夢を育む講演会では「打ち返す力」と題して、東京オリンピック卓球競技混合ダブルス金メダリストの水谷隼様にご講演いただきました。講演の中では、オリンピックでの輝かしい話題から卓球人生の中での挫折と、その挫折をどのように乗り越えたかなど、生徒たちに向けて様々な視点からお話いただきました。生徒たちは水谷様の言葉一つ一つに真剣に耳を傾け、自分の経験と照らし合わせて考える様子が伺えました。

※水谷様からいただいたお言葉のご紹介(一部)
「継続することほど、辛く、苦しいことはない。しかし、長い積み重ねこそが大きな結果につながる。」
「変化に対応するには、過去の自分にすがらないこと。常に未来を見て、考え、行動をしていく。」
「何事も分からないからこそ、すべてを吸収できる。」
「何事もリスクを考えていたら、成長できない。」
「大事な試合に臨む時に自信がないと緊張する。だからこそ、色々なことを想定して対応できる準備をしていくことが大切である。」
今回のご講演では、生徒たちのためにたくさんの言葉をいただきました。ゴールドメダリストの言葉は、まさに金言でした。その言葉を胸に、一人一人が夢に向かってしっかりとした一歩を踏み出し、歩んでいってほしいと思います。



頑張ろう!!船引高校生!!
6月15日(水)田村市の保健事業である「10代の心を守るための授業」が行われました。本年度は、臨床心理士であり「NPO法人すかがわ子育てネットワークTUNAGU理事長」である冨森崇先生を講師としてお招きし、「命の大切さ、お互いを思いやる気持ちを大切にすること」というテーマで講演をいただきました。
講演では、「迷惑に関する視点を切り替える。人に迷惑をかけることはいけないことだ、と言われるが、迷惑をかける人は、人に迷惑をかけるだけの理由があるのかも知れない。その人に『何か困ったことがあったの?』と声をかけることで相手が救われることがある。迷惑をかけられるのはお互い様。人は助け合って生きていくものです。」など、相手を思いやることの大切さについて教えていただきました。


5月16日(月)に、今年度初めての活動が行われました。昨年度から活動している2・3年生に加え、新たに1年生が18名加わりました!田村市のことを「知って」「聞いて」「見て」「体験して」、地域の良さをしっかりと捉えながら、自分たちの考えを「まとめて」、地域のリーダーになるべく自分たちの力で活動していくことを期待しています!!
また、今年度のテーマは、昨年度に引き続き「防災」をテーマとして見据えます。防災についての考えをより深め、東日本大震災を振り返りながら、災害に関する理解の深化と情報発信を通して地域貢献を行っていきたいです!
今年度の1回目の活動では、新たに加わった1年生と2・3年生が交流を深めるべく、グループワークを行いました。また、昨年度の活動で実践した「避難所設営」の中で学んだテント設置やで段ボールベッドの組み立て方を1年生にも共有し、実際に体験してもらう機会を設けました。また、災害時の非常食を配布し、1年生にも食べてもらいました。




