12月6日(金)の総合的な探究の時間(1学年)で、2回目の地域人材交流ワークショップを実施しました。
地域人材の方々と本校生が交流(インタビュー形式の対話)をすることで、講師の方々の熱意に触れた生徒たちが感化され、地域に貢献する意欲を育むことが目的の一つとなっています。
また、講師の方々の生き方にも触れ、多様な視点から自分自身の将来を見つめてほしいという願いもこめられています。
さらに、地域で活躍される方々との交流を通して田村市に関する理解を深め、地域の良さや特徴を踏まえて、2年次以降の地域課題探究学習への糧とします。
<地域人材交流ワークショップにご参加いただいた企業・団体の方>
〇牧野農を活かしたまちづくりの会 〇ことほく合同会社
〇みやこじスイーツゆい(都路町商工会) 〇(株)ホップジャパン
〇JA福島さくら 〇NPO法人くらスタ 〇エゴマ振興協議会
〇松や農園 〇エンドーフィナンシャル 〇フォレストクリエイト
〇田村市地域おこし協力隊(菅野さん、本田さん、宮之原さん)
ご協力いただいた企業・団体のみなさまありがとうございました。
また、今回も獨協大学の大学生の方々にも交流ワークショップに参加していただき、大人の視点からの質問もしていただきました。高校生よりも経験豊富な大学生の質問は、これまでの経験を通して培われた視点からの質問であり、高校生は大学生の「大人」を感じる時間ともなりました。
<参加した生徒のコメント>
〇地域の人の優しさや若者に対しての地域の人たちの希望も感じられた。楽しく交流しながら、田村市の現状も知ることが出来て、よい経験になった。
〇地域の方々の「田村市に対する思い」や「若者に農業をどう繋いでいくのか」といった課題があることがわかりました。
〇これからは、どんなことに関しても、「なんで?どうして?どうやって?」などの疑問を持って、地域を見つめていくことが大事だと思いました。
〇自分が少し興味をもっていた投資など金融関係の企業さんの話を聞くことができ、興味深い話を聞くことができた。また、大切なことなどいろいろ教えてくださり、これからの生活にも活かしていきたい。
〇会社を経営する中で「個性を大切にする」、「自分で正しい判断を出来るようにする」といったことを大切にしたいという思いが強く伝わった。ただ楽をして仕事をするのではなく、どれだけ自分が考えられるようになるか、どうやったら上手くいくかを考えさせられる会社の話でした。
12月4日(水)に、桜井産婦人科院長の桜井秀(さくらい しげる)先生を講師としてお招きし、性に関する講話を実施しました。
講話では、「社会人になる前に知っておいてほしい性と生」をテーマに、実際に起こった事例の紹介や、男性女性それぞれの体のことや様々な性があること、パートナーとの関わり方などを学びました。
今後人生を過ごす中で直面するかもしれない場面での対応や選択についてもお聞きすることが出来たので、是非これからの生活に役立てて欲しいと思います。

〈現代の女性のライフステージの変化について〉

〈様々な性について〉

〈性に関する法律について〉
【生徒の声】
・人に教えてもらわないと知れないことを今回知れたから良かったです。 思った以上に自分が知らないことばかりだったから間違った判断をしないようにしたいです。
・今回の講演会は性に関するものということで人生に一生関わってくるものであり、自分が一番知っておくべきものだと思って聞いていました。自分か自分以外か2種類あるように性にもいろいろな種類があってもいいと思ったし、多様性が当たり前に認められる世界になればいいと思いました。
・行動に責任を持つことが大事だと分かった。
令和7年度大学入学者選抜の学校推薦型選抜において、本校より『福島大学 行政政策学類』に1名、『会津大学 コンピュータ理工学部』に1名の生徒が合格しました。お二人に、合格を知った時の気持ち、受験に向けて頑張ったこと等について聞きました。
Q 合格を知った時の気持ちは?
〇まずは安堵しました。しばらくたってから実感が沸き喜びを感じました。
〇心の底から嬉しく、とても安心できました。
Q 受験に向けて頑張ったことは?
〇高校入学時から受験を意識して学力をつけたことはもちろん、様々な学校内外の活動に取り組んで知見を広げました。入試対策では、たくさんの先生方に小論文や面接指導をしていただきました。
〇数学と英語の演習を行い、検定の取得にも力を入れました。また、小論文を書く上で必要な技術を学びました。
Qどんな大学生活を送りたいですか?
〇学業に励み、課外活動でも積極的・能動的に学んで研究したいです。
〇周りの人と協力して学習に励みたいです。
Q 将来の夢は?
〇将来は福島県職員として県の復興を支え、特に災害対策を充実させて災害に強い地域づくりをしたいと考えています。
〇エンジニアとなり、生成AIとソフトウェアの開発に携わりたいです。
11月22日(金)に総合的な探究の時間における地域課題探究活動の一環で、フィールドワークを行いました。
観光班は、田村市観光課の職員の方にご協力いただき、桧山高原と星の村天文台に行き、観光施設体験とPR動画を撮影しました。駅の魅力化・交通班は、田村市企画調整課の職員の方にご協力いただき、船引駅へ行き、駅校内に設置を予定している展示物の概要を説明しました。
田村市の魅力を知り、さらに盛り上げようとする活動に今後も取り組んでいきます。



【生徒の声】
・駅の展示物について説明したところ、協力してくださるとのことでうれしかった。
・桧山高原はとても景色が良かった。改めて田村市の自然の豊かさを感じた。
・星の村天文台には外国人も来ていて驚いた。
11月22日(金)の総合的な探究の時間(1学年)で、地域人材交流ワークショップ①を実施しました。
今回の取組は、今年で2年目となります。
地域人材の方々と本校生が交流(インタビュー形式の対話)をすることで、講師の方々の熱意に触れた生徒たちが感化され、地域に貢献する意欲を育むことが目的の一つとなっています。
また、講師の方々の生き方にも触れ、多様な視点から自分自身の将来を見つめてほしいという願いもこめられております。
さらに、地域で活躍される方々との交流を通して田村市に関する理解を深め、地域の良さや特徴を踏まえて、2年次以降の地域課題探究学習への糧とします。

<地域人材交流ワークショップにご参加いただいた企業・団体の方>
〇田村市役所 〇あぶくま洞管理事務所 〇田村市常葉町振興公社
〇星の村 天文台 〇A-Plus 〇咲倉ナーセリー
〇Switch 〇船引町お人形様保存会 〇田村バイオマスエナジー
〇福島復興風力合同会社 〇桑原コンクリート
〇よりあい処 華 〇喫茶DANRO
ご協力いただいた企業・団体のみなさまありがとうございました。
また、今年度総合的な探究の時間についてご協力をいただいている獨協大学の大学生の方々にも交流ワークショップに参加していただきました。大学生の視点からの質問で、内容の幅が広がり、多様な視点で地域について考えることができました。
<参加した生徒のコメント>
・「田村市にはあって当たり前のものは、都会にはない。」その言葉が印象に残りました。自分たちの町にもたくさんの良さがあり、自分たちが住む町を誇りに思えた機会となりました。
・大人になっても勉強し続ける事は大事だと感じました。また、失敗を恐れずに挑戦し続ける人はカッコいいなと思いました。
・「地域」のために働く楽しみや「自分の好き」を極めることがとても素晴らしいことだと思いました。今回お話を聞かせていただいた皆さんは、「田村市のいい所を守る」ということと、「自分がやりたい」という気持ちを大切にして活動されていて、私も将来自分の好きを曲げずに誰かのためになる仕事をしていきたいと改めて思うことが出来ました。
・ワークショップで交流した企業・団体の方々の話を聞き、それぞれの企業で問題、課題があるということを知ることができた。その中で共通してお話されていたことは、人材不足ということだった。農業や施設を経営する上でも人手が足りていないとおっしゃっていた。後継者不足という問題はすごく間近で起こっているのを実感した。
本校では、地域貢献活動をしたいという思いをもった生徒希望者が、ふくしまの食に関する取組に関する活動を進め、自分たちが感じている食の課題について探究活動を進めています。
今回実施した「ふくしまイノベ未来講座」では、食に関する取組(フードロス等)について考える中で着目した「おいしさの見える化」技術を学ぶため、マクタアメニティ株式会社さんによる講座を実施しました。
講座の中では、マクタアメニティ株式会社様の「おいしさの見える化」技術を体験することができました。これまでは、野菜を細かく切断して様々な成分を検出する方法(野菜を壊すことで数値を計る)で、おいしさを数値化していました。しかし、マクタアメニティ様の技術ではスマホアプリで野菜を撮影(野菜を壊さない)し、その画像から野菜や果物等のおいしさを数値化するという技術の紹介でした。今まで知らなかった先端技術を知り、新たな視点で食に関する課題を見つめることができるようになりました。


最先端技術に触れ、学ぶことで、生徒たち自身が主体的に知識を獲得し、次の活動へ向けての意欲も生み出され、すばらしい時間を過ごすことができました。
<参加生徒の感想>
①おいしさの数値化は、果汁を調べたり、大きな機械を使用したりしないとできないと思っていたが、スマホで写真を撮影することでおいしさを数値化できることに驚いた。この技術が、さらに日本中に普及して少しでも食品のロスの少ない社会になれば良いと感じました。
②色の三原色(可視光ではない部分も含めて)の違いを利用して、うま味、苦み、甘さなど、細かい部分まで分かることがすごいと思った。また、撮影した画像のGPS情報などとも連携させながら、様々な取組をしていることを知り、たくさんの可能性が秘められた技術だと感じた。
11月6日(金)に2学年で上級学校・企業見学会を行いました。
生徒の進路に応じ3コースに分かれ、大学や専門学校の模擬講義および企業の見学をそれぞれ複数箇所行い、教育内容や施設設備などを比較しました。その後は、ビックパレットふくしまでの進学相談会に参加し、様々な学校や企業の説明を聞きました。
多くの学校や企業の方と話をすることで、様々な比較ができ、進路意識を高める機会になりました。



【生徒の声】
・ 大学の学びの幅広さや自由度を感じた。自分の志望校と比較することで志望校に対するこだわりや進学の目的を再確認することができた。
・ 仕事に就く時にどのような人材が求められるのか、自分にはどのような企業が合うのかなどを考えることができてよかった。
本校では生徒が夢と希望をもって何事にもチャレンジし、自分の人生を切り開くとの目的から夢を育む講演会を実施しています。今年度は田村市内中学校の3年生の皆様にも参加していただきました。

今年度は11月13日(水)に福島ファイヤーボンズ代表取締役社長の西田 創(にしだ つくる)様をお招きし、「なりたい自分になる ~何者でもない僕の人生~」と題して講演いただきました。

講演の中で、様々なことに挑戦し目標達成のために努力してきた西田様だからこそ伝えることができる「大きなピンチであるほど得られるものが大きい」「高い夢や目標は「なる!」と決めることからスタート」という言葉を教えていただきました。特に、「継続のポイントは意志力に頑張らない習慣の仕組み化」についての具体的な方法を教えていただいたことは、就職試験や進学試験、部活動の大会に向けて頑張って取り組んでいる生徒にとって大きなヒントになりました。
これからの人生で多くの決断をしていく生徒にとって「目標や夢は変わってもよいこと」「支えてくれる人のためにも夢・目標・人生を絶対あきらめない」ことを学ぶ大変貴重で有意義な時間となりました。
<生徒の声>
・自分で続けようと思っても続かない時には講演会で教わった”ハードルを下げる”と言ったやり方を参考に習慣化していけるように頑張りたいです。また、自分の夢を叶えるために新しいことに挑戦して新しい自分を見つけられるようにしたいです。
・西田さんが伝えてくれた「見てくれている人は必ずいる」という言葉が凄く素敵だと思いました。「全部が報われる訳じゃないけど、無駄な努力はない」と言ってもらえて自分も頑張ろうと思えました。何事も目標を立てて一歩ずつ頑張りたいと思います!
・いつも重要なことを後回しにして無駄な時間をすごしていました。意志力の消費を最小限に抑えるために勉強であればまずは一問解く、朝の運動であれば外に出てみるなど、具体的な話がたくさんあり勉強になりました。これからの自分の目標を達成するために頑張ります。
・ピンチはチャンスになり、無駄な努力はなく次につながり、“明確な決め”が必要で具体的であればあるほど達成可能性は高まるとわかりました。また、継続のポイントは意志力に頼らない習慣•環境を作ることが大事だとわかりました。これから何かに失敗してもゼロに戻らずまたそこからスタートできるよう、立ち止まりそうになったらリラックスや間をあけるなどして支えてくれてる人のためにも諦めないで頑張っていきたいと思います。
11月1日(金)に、体育祭を行いました。
当日は風が強かったですが、天気に恵まれ、暖かな日差しの中で活動することができました。中央委員、体育委員と協力して、競技の運営を頑張りました。


〈生徒会役員による運営・実況の様子〉
今年度の体育祭では、クラスを解体しチームを作成しました。生徒たちはチームカラーの鉢巻を身に着け、お互いに声を掛け合い、団結して競技に取り組んでいました。開会行事である抱負を語るコーナーでは、各チームのキャプテンたちによる、個性豊かなパフォーマンスで会場を盛り上げました。
午前中はたむら支援学校と合同チームを組み、フライングディスクや綱引きを行いました。また、公益財団法人福島県学術教育振興財団様にご支援をいただき購入した玉入れセットを用いて、交流を深めました。



〈午前に行われた各競技の様子〉
午後は、四種混合リレーや借り人競走、チーム対抗リレーで白熱した戦いを繰り広げました。



〈午後に行われた各競技の様子〉
総合優勝はDチームでした!
【生徒の声】
・昨年とは違った種目も多々あったり、各チームのキャプテンの演出が
とても面白く、楽しい体育祭だったのでよかったです。
10月25日(金)に2学年でSDGsワークショップを行いました。
環境教育などが専門の獨協大学の先生や大学生にご協力いただき、少人数の班に分かれ、「気候変動適応のミステリー」というゲームを進めていきました。
事後アンケートの結果を見ると、SDGsと気候変動問題の関係性を理解したり、気候変動問題を自分事として捉えることができるようになったようでした。


【生徒の声】
・何の関連もないと思っていたものが、まとまりを考えていくうちに全て関連しているとわかり驚いた。
・気候変動について理解し興味を持つことができた。自分の生活を見直したいと思ったし、良い経験になったと思う。