お知らせ

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船高より(生徒の様子・連絡)

秋の遠足(1学年)

2024年11月1日 16時30分

1学年では、10月18日(金)に秋の遠足で、東日本大震災・原子力災害伝承館及び道の駅なみえを訪問しました。

現在、高校1年生の生徒たちは、震災当時は2~3歳ぐらいでした。震災のことや原発事故の記憶がない人も多く、当時の様子や起こった出来事に目を向けるための視察とフィールドワークを実施しました。中学生でも訪問したという生徒は2回目の訪問でしたが、「新たな気づき」や「前回とは違った視点で館内の視察ができた」との声を聞くことができ、これまでの経験を踏まえた新たな発見をすることができていたようです。

    

また、伝承館の視察だけでなく、震災フィールドワークも実施しました。震災直後に、津波から逃げるためにどのような人たちが、どんな風に逃げてきたのか、その足取りをたどりながらのフィールドワークとなりました。また、地震や津波で亡くなった方々の慰霊碑の前でのお話についても、未来へ向けて語りついでいきたい内容でした。

 

さらに、遠足では、未来へ向けて歩き出している浪江町のシンボルである「道の駅 なみえ」へも訪問しました。震災による過去を振り返ると暗い気持ちになりがちですが、未来へ向けて力強く歩みだしている現実もあります。道の駅なみえでは、地域外の方々の姿が多く見られ、明るく前向きに進んでいる、今の浪江町を知ることができました。

田村市も、震災後に避難区域となった都路地区があります。どんな地域にも辛く悲しい過去がありますが、現在は未来へ向けて力強く歩んでいいます。船引高校生も、「過去を踏まえ、未来へ向けて、今を生きる」ことを大切にしながら、これからの高校生活を歩んでいきます。

模擬選挙「未来の田村市長選挙」を実施しました!

2024年11月1日 16時30分

10月9日(水)6校時目、田村市選挙管理委員会企画のもと、2学年を対象に模擬選挙「未来の田村市長選挙」を実施しました。模擬選挙では、選挙に関する講義を受けた後、田村市長選挙に見立て、立候補者(架空)3名の演説を聞き、未来の田村市長として相応しいと思う人へ投票しました。投票では、投票所を再現するために、実際の投票用紙・投票台・投票箱などを使用させていただきました。また、受付・名簿対照・投票立会人など、投票だけでなく選挙運営の体験もすることができました。

 

➀立候補者(架空)演説の様子

 

➁投票用紙に氏名を記入

 ➂記入した投票用紙を投票箱へ

 ④受付の様子

 

~生徒の声~

・模擬選挙を通して政治や選挙に関心をもつことができた。実際の投票用紙や投票台を使ったので、投票の仕方や雰囲気をより具体的に学び感じ取ることができた。

・積極的に選挙へ参加したいと思った。また、周りの人の意見に流されるのではなく、自分自身の意見や思いを大切に投票したいと思った。

 

また、10月23日(水)には、本校同窓会館にて18歳を迎えた本校生徒及び教職員を対象に衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票が行われました。

船引高校美術展を行いました

2024年10月31日 08時15分

10月26日(土)、27日(日)の二日間、第70回船引地区文化祭の一環として、「船引高校美術展」を行いました。

美術部員の作品13点と、授業作品の中から13点の、あわせて26点の作品を田村市文化センターホールに展示し、多くの方に観ていただくことが出来ました。

美術部員は、夏休み明けからこの展覧会のために一生懸命に作品制作を行ってきました。また、鑑賞する人のことを考えて作品を飾るなど、展示作業も頑張って取り組みました。

展覧会ではたくさんの方にご鑑賞いただけて良かったと思います。

 

生徒の声

・作品の締め切りぎりぎりに完成させたので、計画的に制作したいと思った。

・いろいろな作品を美術館のように展示出来て楽しかった。

 

展示した作品は校内選抜ののち、12月にけんしん郡山文化センターで行われる「福島県高校生美術展」に出品したり、校内に展示したりする予定です。機会があればぜひご覧ください。

環境教育(1学年)

2024年10月31日 08時15分

10月11日(金)に、1学年の総合的な探究の時間において、環境教育を実施しました。獨協大学の教授による環境についての講義を聞いた後に、自分たちが聞いたことや考えたことを振り返るグループワークを実施しました。大学生のファシリテーションを受けながら、振り返りのグループワークを行うことができ、環境についての理解を深めることができました。

<講義1>地球温暖化を考える―どんな影響がある?どうすればよい?

<講義2>田村市における地産地消運動推進の意味についてーThink Globally, Act locally

 

<環境についてより深く理解するためのグループワーク>

 

環境について改めて考える機会となりました。これからの探究学習の中で「環境」という視点も踏まえて地域を見つめ、よりよい地域の実現を目指していきます。

ジュニアインターンシップ(1学年)

2024年10月30日 08時15分

10月15日(火)・16日(水)に田村市の各企業・施設様のご協力のもと、1学年でジュニアインターシップを実施しました。ジュニアインターンシップでは、製造・林業・接客・販売・医療・教育・行政など様々な職業を体験して、働くことのやりがいや厳しさを体感したり、各企業・施設様がどのように地域や社会へ貢献しているかを学んだりすることができました。また、担当の方々の話を熱心にメモしたり、元気よく挨拶・返事をしたりする生徒の姿も多く見られました。

~ジュニアインターンシップの様子~

 

 

 

 

 

 

~生徒の声~

・ジュニアインターンシップを通して、社会人として重要な礼儀作法・マナー・コミュニケーション能力について学ぶことができました。

・これまで地域の企業に関心を持つ機会はあまりありませんでしたが、ジュニアインターンシップを通して、企業や施設がどのような場面で社会に貢献しているのか知ることができました。

 

DREAM福島アクションプランサッカー教室

2024年10月29日 15時50分

 10月14日(月)田村市陸上競技場でDREAM福島アクションプラン主催の小学生対象サッカー教室に補助役員として、船引高校サッカー部の部員9名が参加しました。毎年このサッカー教室に参加させて頂き、小学生の子供たちとサッカーを通して触れ合うことができ、多くの気づきや学びを感じることができています。

 今年も高学年と低学年に分かれて、DREAM福島アクションプランの指導員の方や福島ユナイテッドのコーチの方を中心に「まず、チャレンジしよう。」をテーマに楽しくサッカー教室に参加できました。

 

 

 

 

生徒の声

・子供たちと触れて、教える楽しさを知ることができた。

・なかなかできない体験をすることができた。

・地域の小学生と交流できて、いい経験だった。

献血車がやってきました

2024年10月24日 14時55分

10月9日、本校駐車場に献血車が来ました。

あいにくの天気でしたが、事前に申し込みをしてくれた生徒が献血に協力してくれました。

はじめての献血を行うため、献血をする前にはとても緊張していましたが、それぞれがボランティア精神のもと協力してくれました。

協力してくれたみなさん、ありがとうございました。

受付用と採血用の2台のバスが来ました

 

採血用のバスにはゆったりと横になれる椅子が設置されています。

医師や看護師の方に当日の健康状態を確認してもらい、問題ないと判断されたら、献血を行います。

第2回避難訓練について

2024年10月24日 14時50分

 10月23日(水)7校時目に第2回避難訓練をたむら支援学校と合同で行いました。今回の訓練は、雨天のため第1体育館への避難となりました。

 震度5強の地震発生による避難とJアラート配信がされた時に、その場の状況に応じてどのような行動をとればよいか等の質問をして、各自考えさせる形式で行いました。

「建物などの屋内や地下に避難する」「窓ガラスのない廊下に移動する」「体育館のような広い場所は、中央に集まり床に伏せる」などの答えがあり、普段から防災に対する意識を持っている表れだと感じました。今後も引き続き、自分を守るための安全な避難方法について考える時間を設けたいと思います。

 

地震発生時の教室避難の様子

Jアラート配信時の説明 

 

第103回全国高等学校サッカー選手権大会福島県大会1回戦

2024年10月23日 14時05分

 令和6年9月29日(日)福島空港公園多目的運動広場で、あさか開成高校・船引高校合同チームが相馬総合高校と1回戦を戦いました。前半戦相手に2点リードされた中、本校選手(2年生)が味方からのスルーパスを受け1点を返して前半を折り返しました。後半立ち上がりから同点に追いつこうと善戦しますが、相手チームがカウンターから2点を追加し、4対1で敗戦しました。

 あさか開成高校とは、昨年の12月から合同チームとして活動してきて、この大会を目指して練習してきました。練習を重ねるごとにコミュニケーションも取れてきて、少しずつ1つのチームになってきました。結果としては、敗戦してしまいましたが、選手たちは貴重な経験を積むことができました。

地域フィールドワーク②の実施について(1学年)

2024年10月22日 11時30分

9月24日(火)に、地域フィールドワーク②を実施しました。

地域で活躍する大人との出会いをコンセプトをもとに昨年度から始まり、生徒たちにとっても「地域を知る」上で重要な活動であるとともに、様々な生き方を知る機会ともなっています。

今回訪問させていただいたのは、「松や農園」、「一般社団法人Switch」及び「地域おこし協力隊の中山さん(長外路地区)」の3か所です。地域で活躍する方々の姿を実際に拝見するとともに、体験もさせていただくことができ、生徒たちにとって良い経験となりました!

<松や農園>

松や農園では、さつまいもやピーマン、トマトなどの栽培が行われています。また、栽培だけでなく、6次化にも取り組んでいました。

     

 ▲農業体験(さつまいも掘り)   ▲収穫後に撮影した集合写真

今回のフィールドワークを通して、農業体験もすることができ、今まで経験したことのなかった生徒たちにとっては、農業に興味をもつきっかけとなりました。また、農業の課題についても知る機会となりました。農業従事者の高齢化、人材流出による後継者不足、それに伴う農村環境の悪化(遊休農地の増加、鳥獣による被害増加など)など、多くの課題がありました。食は生活の基盤であり、その食を支える農業の大きな課題を知り、高校生としてどんな取組ができるのかを、これから考えていきたいと思います。

 

<一般社団法人Switch>

Switchさんでは、廃校となった小学校をリノベーションしたテレワークセンター「テラス石森」を活動拠点として、まちづくりにかかわる様々な事業を展開しています。

 代表の久保田さんによる講話 Switchさんが手がけたポスターを見学

▲理事・久保田さんによる講話   ▲Switchさんが手がけたポスターの見学

フィールドワークでは代表理事の久保田さんより、Switchを立ち上げるまでのお話をお聞きし、市が直面する人口減などの喫緊の課題や、Switchが田村市と連携して取り組んでいる移住・定住支援、子育て世代に向けての職業体験、田村市で働く人々にスポットを当てたプロモーション動画の作成等、まちづくりのための様々な取り組みについてご紹介いただきました。また、高校生世代へ望むこととして、「今は将来についてよく考え、たくさん失敗して準備ができる期間なのだから、正解を引くことにこだわらず、周りの目を気にしないでやりたいことに挑戦してほしい」というメッセージをいただきました。

 

<地域おこし協力隊 中山さん(長外路地区)>

 地域おこし協力隊の中山さんは、長外路地区の環境保全活動や長外路城跡の古民家再生プロジェクトなど様々な活動をされています。今回のフィールドワークでは、長外路地区の竹や木々、古民家から出た廃材などを利用したバンブーバスケットづくりを体験させていただきました。

     

 ▲バンブーバスケット作り     ▲廃材を利活用した活動

長外路地区は自然豊かな場所である一方で、耕作放棄地や空き家の増加など、様々な課題を抱えていました。今回のフィールドワークは、そうした課題をどのようにして解決していくべきなのか、生徒一人一人が自分なりの視点で考える良い機会となりました。

今回のフィールドワークでも、生徒たちは地域の大人と出会い、一人ひとりの価値観から、様々な事を感じるきっかけをいただきました。また、地域に対する思いも引き出していただける時間となっています。今回のフィールドワークで感じたことも大切にしながら、これからの地域探究活動に向かっていきたいと思います。