2学年総合的な探究の時間イベント班が、10月26日(土)・27日(日)に開催された船引地区文化祭に参加しました。
内容は「ギネスに挑戦 大人数で人文字づくりに挑戦(温泉マーク)」で、船引小学校の校庭を借りて実施しました。
多くの人数を集めるため、事前に船引小学校・船引中学校をはじめ田村市内の多くの学校に生徒が伺って、宣伝させていただきました。
10月26日(土)は、校庭に下絵を作成し、27日(日)当日は、早朝からお客様を迎えるため準備にあたりました。
生徒主体で頑張って取り組み、500人の参加を目標に掲げていましたが、結果は62名でした。主旨に賛同し、参加していただいた方々にはとても感謝しています。
今回の経験を今後に生かしていきたいと思います。開催にあたり、船引公民館・船引小学校や訪問させていただいた小・中学校をはじめ、活動に賛同していただいた多くの方に感謝申し上げます。ありがとうございました。




生徒の言葉
・自分たちで企画・運営を行い、イベントを実施することの大変さを
知ることができた。
・参加してくださった人たちも含め、みんなで最後までやりきること
ができてよかった。
11月10日(日)に踊っぺ‼YOSAKOIオットどっこい郡山に参加してきました。
このイベントの総踊りに向けて新しい曲にも挑戦してきました。天気にも恵まれ、最後まで楽しく参加することができました。
他のチームの皆さんの演舞からたくさんの学びを得ました。一つでも多く自分たちの演舞に生かし、魅力ある演舞につなげていきたいと思います。



<生徒の声>
・同じ曲であってもチームごとに見せ方が異なっていて、たくさん学ぶことがあった。
・大人数で踊る楽しさを感じることができた。
11月3日(日)に常葉商工まつりに招待していただきました。
今回のお祭りへの招待をいただいた際に、常葉町の商工会の皆様から常葉町の地域を活性化させたいという強い思いを伺っていたので、自分たちで進行を工夫しながらお客様に楽しんでいただけるように、より盛り上がれるようにと準備してきました。
当日は、前日の雨が嘘のようで天気も良く大勢のお客様でにぎわっていました。


演舞を披露している際に地域の皆様からたくさんの温かい声援をいただき活動する喜びを強く感じることができました。
今後も地域の皆様に応援していただけるように頑張って活動していきたいと思います。
<生徒の声>
・準備してきたことが発揮できてよかった。
・手拍子をいただいて、楽しく演舞することができた。
10月28日(月)、本校において「芸術鑑賞教室」が行われました。


本年度は演劇で、劇団東京芸術座による『未来』を観劇しました。

この劇は、学校でのいじめや自死の問題を扱った内容で、キャストの方の繊細で、時には迫力のある演技、そして劇の世界に私たちを誘う効果的な音響や照明、場面の変換などにより、船高生たちはたちまち舞台に引き込まれ、劇の中の人物とともに、いじめや自死について多くのことを学んでおりました。

生徒たちは、「いじめる側ではなく、傍観者であってもいじめに関わっている、ということや、人は何が原因で自死を選んでしまうのか、自分の身の周りでこのようなことが起こったときに、どう行動することがベストなのか、など様々なことについて真剣に考える良い機会となった」と感想を述べていました。

1学年では、10月18日(金)に秋の遠足で、東日本大震災・原子力災害伝承館及び道の駅なみえを訪問しました。
現在、高校1年生の生徒たちは、震災当時は2~3歳ぐらいでした。震災のことや原発事故の記憶がない人も多く、当時の様子や起こった出来事に目を向けるための視察とフィールドワークを実施しました。中学生でも訪問したという生徒は2回目の訪問でしたが、「新たな気づき」や「前回とは違った視点で館内の視察ができた」との声を聞くことができ、これまでの経験を踏まえた新たな発見をすることができていたようです。

また、伝承館の視察だけでなく、震災フィールドワークも実施しました。震災直後に、津波から逃げるためにどのような人たちが、どんな風に逃げてきたのか、その足取りをたどりながらのフィールドワークとなりました。また、地震や津波で亡くなった方々の慰霊碑の前でのお話についても、未来へ向けて語りついでいきたい内容でした。

さらに、遠足では、未来へ向けて歩き出している浪江町のシンボルである「道の駅 なみえ」へも訪問しました。震災による過去を振り返ると暗い気持ちになりがちですが、未来へ向けて力強く歩みだしている現実もあります。道の駅なみえでは、地域外の方々の姿が多く見られ、明るく前向きに進んでいる、今の浪江町を知ることができました。

田村市も、震災後に避難区域となった都路地区があります。どんな地域にも辛く悲しい過去がありますが、現在は未来へ向けて力強く歩んでいいます。船引高校生も、「過去を踏まえ、未来へ向けて、今を生きる」ことを大切にしながら、これからの高校生活を歩んでいきます。
10月9日(水)6校時目、田村市選挙管理委員会企画のもと、2学年を対象に模擬選挙「未来の田村市長選挙」を実施しました。模擬選挙では、選挙に関する講義を受けた後、田村市長選挙に見立て、立候補者(架空)3名の演説を聞き、未来の田村市長として相応しいと思う人へ投票しました。投票では、投票所を再現するために、実際の投票用紙・投票台・投票箱などを使用させていただきました。また、受付・名簿対照・投票立会人など、投票だけでなく選挙運営の体験もすることができました。
➀立候補者(架空)演説の様子

➁投票用紙に氏名を記入
➂記入した投票用紙を投票箱へ
④受付の様子

~生徒の声~
・模擬選挙を通して政治や選挙に関心をもつことができた。実際の投票用紙や投票台を使ったので、投票の仕方や雰囲気をより具体的に学び感じ取ることができた。
・積極的に選挙へ参加したいと思った。また、周りの人の意見に流されるのではなく、自分自身の意見や思いを大切に投票したいと思った。
また、10月23日(水)には、本校同窓会館にて18歳を迎えた本校生徒及び教職員を対象に衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票が行われました。
10月26日(土)、27日(日)の二日間、第70回船引地区文化祭の一環として、「船引高校美術展」を行いました。
美術部員の作品13点と、授業作品の中から13点の、あわせて26点の作品を田村市文化センターホールに展示し、多くの方に観ていただくことが出来ました。





美術部員は、夏休み明けからこの展覧会のために一生懸命に作品制作を行ってきました。また、鑑賞する人のことを考えて作品を飾るなど、展示作業も頑張って取り組みました。
展覧会ではたくさんの方にご鑑賞いただけて良かったと思います。
生徒の声
・作品の締め切りぎりぎりに完成させたので、計画的に制作したいと思った。
・いろいろな作品を美術館のように展示出来て楽しかった。
展示した作品は校内選抜ののち、12月にけんしん郡山文化センターで行われる「福島県高校生美術展」に出品したり、校内に展示したりする予定です。機会があればぜひご覧ください。
10月11日(金)に、1学年の総合的な探究の時間において、環境教育を実施しました。獨協大学の教授による環境についての講義を聞いた後に、自分たちが聞いたことや考えたことを振り返るグループワークを実施しました。大学生のファシリテーションを受けながら、振り返りのグループワークを行うことができ、環境についての理解を深めることができました。
<講義1>地球温暖化を考える―どんな影響がある?どうすればよい?
<講義2>田村市における地産地消運動推進の意味についてーThink Globally, Act locally

<環境についてより深く理解するためのグループワーク>

環境について改めて考える機会となりました。これからの探究学習の中で「環境」という視点も踏まえて地域を見つめ、よりよい地域の実現を目指していきます。
10月15日(火)・16日(水)に田村市の各企業・施設様のご協力のもと、1学年でジュニアインターシップを実施しました。ジュニアインターンシップでは、製造・林業・接客・販売・医療・教育・行政など様々な職業を体験して、働くことのやりがいや厳しさを体感したり、各企業・施設様がどのように地域や社会へ貢献しているかを学んだりすることができました。また、担当の方々の話を熱心にメモしたり、元気よく挨拶・返事をしたりする生徒の姿も多く見られました。
~ジュニアインターンシップの様子~




~生徒の声~
・ジュニアインターンシップを通して、社会人として重要な礼儀作法・マナー・コミュニケーション能力について学ぶことができました。
・これまで地域の企業に関心を持つ機会はあまりありませんでしたが、ジュニアインターンシップを通して、企業や施設がどのような場面で社会に貢献しているのか知ることができました。